腰痛には大きく簡単に分類すると伸展型の腰痛と屈曲型の腰痛と2つに分けられます。
今日は伸展型の腰痛について説明していきましょう。
伸展型の腰痛は椅子から立ち上がる動作や後方にのけ反る動作など、身体を伸ばす動作で痛みが出たり、痛みが強くなるような腰痛をいいます。
脊椎には生理的湾曲があることはすでに説明しましたが、身体を伸ばす動作では腰椎の前湾(前に凸のカーブ)が増し、腰椎に負担がかかりやすくなります。
伸展型腰痛を防ぐには、身体を伸ばす動作を行う際に腰椎の前湾が強くなりすぎたり、腰だけをそり過ぎないようにして腹筋を緊張させるとともに、股関節をしっかりと伸ばすことが必要となります。
これは腸腰筋や大腿筋膜張筋と呼ばれる股関節全面の筋肉が座っている間に縮んでしまい、伸びにくくなっているために起こる現象です。
大腿筋膜張筋
伸展型の腰痛の場合、腹圧を高める腹式呼吸や股関節の前のストレッチ、股関節の筋群を活性化させるためのストライドでの歩行などのアプローチにより改善につながります。
次回は屈曲型腰痛です!
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